修繕履歴は、買主にとっては“不安の解消”であり、売主にとっては“説明責任の整理”になります。 契約不適合責任の整理(通知・救済)と同じく、事実の記録と証拠が強い武器になります。 [Source](https://www.moj.go.jp/content/001259612.pdf)
結論:修繕履歴は 「いつ・どこ・何を・証拠・現在」 の5点セットで統一し、 設備表(付帯設備)・現況有姿・契約不適合責任の条項と矛盾しないように並べるのが最短です。
| 項目 | 書き方(例) | 添付できる証拠 |
|---|---|---|
| いつ | YYYY年MM月(可能なら日付) | 請求書、保証書、点検表 |
| どこ | 屋根/外壁/基礎/浴室/給湯器 等 | 施工前後写真 |
| 何を | 交換/補修/コーキング/再塗装 等 | 見積書、工事内容明細 |
| 証拠 | 工事会社名・型番・保証期間 | 型番ラベル写真 |
| 現在 | 再発なし/経過観察/症状あり(告知) | 点検結果、メンテ記録 |
| よくある矛盾 | 対処 |
|---|---|
| 「給湯器交換済」と書いたのに、設備表で“有/無”や不具合欄が空欄 | 設備表の該当欄に型番・交換年・不具合の有無を反映(変更があれば再記入) [Source](https://www.mlit.go.jp/common/000026648.pdf) |
| 現況有姿で“免責”に寄せたが、修繕履歴で「不具合あり」を書いている | 免責の範囲(どの症状を除外するか)を特約で明確化し、告知と整合 |
| 修繕履歴が口頭だけで、証拠がない | 最低限「写真」「請求書」「保証書」のどれかを添付して“説明の根拠”にする |