売買契約書(実務)付帯設備残置物現況渡し

付帯設備・残置物|中古で揉める“家の中身”を、契約で止める

中古で揉めやすいのは、建物そのものより設備・残置物・撤去範囲です。
“現況渡し”の一言で終わらせず、設備表・写真・撤去条件をセットで整理して契約に落とします。

結論(ここだけ先に)

1) 付帯設備(動くもの/機械類)残置物(置きっぱなし)を分ける。
2) “現況渡し”でも、撤去する物・残す物・壊れていたらどうするかを決める。
3) 設備表+写真+引渡し時の確認手順(立会い)まで作ると、トラブルが激減します。

付帯設備と残置物の切り分け(実務語)

付帯設備給湯器、換気扇、エアコン、照明、インターホン等。引渡し後の不具合が“責任問題”になりやすい。
残置物家具、家電、物置内の荷物、庭の資材等。「撤去すると思っていた」が起きやすい。

チェックリスト(中古の現場で使う)

・給湯器:年式/作動確認/エラー履歴の有無。
・キッチン:水漏れ/排水詰まり/IH・ガスの作動。
・浴室:換気/水栓/床下点検口があるか。
・トイレ:流れ/タンク/温水便座の電源。
・エアコン:台数/室外機/配管穴/撤去有無。
・庭・物置:残置物の撤去範囲/処分費負担。

契約で決めること(この表に落とす)

残す物/撤去する物“残す”は明記。撤去対象も明記。写真を添付できると強い。
不具合があった場合修補するのか、現況でOKなのか、期限をどうするのか。
引渡し時の確認立会いで作動確認する範囲(鍵・リモコン・取説の有無も)。
処分費の負担大型ごみ・家財処分の費用負担を明確化。
Q&A

Q1. “現況渡し”なら設備が壊れていても全部OK?
A. “現況渡し”の意味づけ次第です。設備表で「作動する/しない」「保証しない」等を明確にすると揉めにくいです。

Q2. 残置物が残ったまま引渡されたら?
A. 撤去範囲と期限、費用負担を契約で決めるのが基本です。
※本ページは一般的な情報提供です。個別取引の適法性・有利不利を保証するものではありません。
最終判断は、契約書・設備表・現地確認の結果を前提にしてください。