任意売却: 大村市の初心者向け不動産学校

2015年01月11日

代位弁済とは

住宅ローンを借りる際、
金銭消費貸借契約とは別に保証会社との間で
保証委託契約を締結します。

この保証契約により、債務者が住宅ローンの
滞納を行い、期限の利益を喪失した場合
保証会社等が債務者に代わって金融期間へ
借入金残額の全額を一括で支払います。

これを代位弁済といいます。

保証会社等が債務者に代わって代位弁済をしたとしても
債務が自動的に消えるわけではありません。

住宅ローンの債権は金融機関より保証会社等へ
譲渡され保証会社等より債務者へ一括請求されます

また、手続きの流れとして債権者より債権回収の委託を
受けた債権回収会社(サービサー)より
残債務を請求されることになります。

我々不動産会社は任意売却のご依頼を受けた場合、
債務者と債権回収会社との間に入り、
やりとりをする事になります。
posted by 出張ふどうさん 新大村本店 at 13:21| 長崎 晴れ| Comment(0) | 任意売却 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

期限の利益とは

住宅ローンを組むために締結する金銭消費貸借契約には
債務者が各期日までに決められた額を返済することで
残りの借入金については、期限が到来するまで
返済をする必要がないという条項が設けられています。

もし債務者がローンの支払を滞納したりした場合、
債務者は期限の利益を損失することになり、
残ったローンの全額を一括して返済しなければなりません。

期限の利益の喪失に至るまでの期間については、
一般的には初回滞納時より3〜6ヶ月程度となっています。
posted by 出張ふどうさん 新大村本店 at 13:18| 長崎 晴れ| Comment(0) | 任意売却 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

任意売却のメリット

任意売却は市場価格に近い金額で
売却できる可能性が高く、
競売の場合、落札価格は市場価格よりも
6割〜7割ぐらいになることが多いです。

任意売却を行うということは、
競売よりも多くの債権回収が見込まれるため
債務者だけでなく債権者にとってもメリットが
あります。

ですから売主は任意売却に協力することにより
残債務の処理についても柔軟に対応してもらえる
可能性があります。
posted by 出張ふどうさん 新大村本店 at 10:11| 長崎 曇り| Comment(0) | 任意売却 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月09日

任意売却の流れ

お客様のご都合により住宅ローンの滞納が発生します。

滞納1ヶ月目から督促状や催告書が送付されます。
住宅ローンの滞納から3〜6ヶ月で催告書が送られきます。

この段階で金銭消費貸借契約違反となり、
分割払いの権利を失うことになります。
(期限の利益損失)

任意売却の手続きは、このタイミングで債権者に
売主さんの方より申請をし、
合意を得ることで任意売却が可能となります。

売却価格は市場の相場価格になりますが、
任意売却を依頼する不動産会社の価格査定等により
債権者が判断をします。

このタイミングを逃すと債権者は法的手段として
競売の手続きをとります。
posted by 出張ふどうさん 新大村本店 at 01:17| 長崎 曇り| Comment(0) | 任意売却 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月08日

任意売却とは

不動産を住宅ローンなどの融資を受けて
家を購入した場合、不動産を売却しようと思っても
自由に売却することはできません。

通常は売却代金や手持ちの資金で残債務を全額支払ったうえで
抵当権をはずしてもらい売却するのが一般的です。

しかし、不動産の売買価格より残債務額が大きくなり
手持ちの資金でも完済ができない場合、
債権者や利害関係者に抵当権や差し押さえ登記等を
解除してもらい、売却しなければなりません。

ローンの支払ができない場合などに任意売却が行われますが
債権者である金融機関に合意を得てから売却することになります。
posted by 出張ふどうさん 新大村本店 at 01:32| 長崎 晴れ| Comment(0) | 任意売却 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする